(初心者向け)テニスラケットの選び方とおすすめのメーカー、ラケット
テニスラケットって種類がたくさんあってどれが使いやすいかわかりにくいですよね。。
買ってから「あれ、これ使いづらいな。」ってなることも多いかと思います。
特に初心者はラケットの影響を受けやすく、上達スピードにも大きく差ができます。
そうならないために幼稚園からラケットを握らされていた私が、ラケットの選び方を理由と共に簡単に説明し、初心者にも使いやすいおすすめのラケットを紹介いたします!
1.ラケットの選び方
フェイス(面)の大きさ
フェイスの大きさをみて分かることはスイートスポットの広さです!
スイートスポットとは面の中心のことであり、最もラケットの威力を発揮できるところです。
スイートスポットでボールを捉えて打つことが基本的な打ち方ですが、フェイスが小さいラケットではスイートスポットも小さくなり、ラケットコントロールが難しくなります。
一方、フェイスが大きいラケットでは空気抵抗が大きくなり、スイングスピードが下がります。
平均的なフェイスサイズは100平方インチですが、初心者は100インチのものをおすすめします。
フレームの厚さ
フレームの厚さを見て分かることはラケットの持つ反発力の強さです!
フレームが薄いラケットはラケットの強度を下げないために硬い素材を使用しています。一方、フレームが厚いラケットの素材はそこまで硬いものではなくラケット自体がしなることによって反発力が強まります。
平均的なフレームの厚さはフェイスの中心で23mm程度ですが、初心者にはフレームが厚めのラケットをおすすめします。
ただし、特に男性に多いですが、パワーがありすぎてボールが飛びすぎるという方は厚めのラケットを選ぶ必要はありません。
ストリングパターン
ストリングパターンを見てわかることはスピンのかかりやすさ、球離れの良さです!
ストリングが少ないラケットはガットのたわみが大きくなり、ボールが食いつきスピンがかかりやすくなります。
ストリングが多いラケットは、ボールが食いつきにくくなるぶん、球離れがよくなり、スイングスピードに応じて球速が変化します。
平均的なストリングパターンは16×18あたりですが、初心者はストリングパターンが少ないラケットをおすすめします。
ただし、ガットの交点にかかる荷重が大きくなるため、厚い当たりでごりごりスピンをかけるタイプの方はガットが切れやすくなるので注意です。
ウェイト、ウェイトバランス
ラケットの重さで分かることは打ち負けにくさです!
相手の球の威力が高いと、軽いラケットの場合、返すときに打ち負けて面がブレやすくなります。
重いラケットの場合、打つ負けにくくなりますが、疲れやすくなります。
平均的なウェイトは300gです。初心者には振りやすく、打ち負けにくい300gをおすすめします。
ちなみに、ウェイトバランスとは重心がラケットのどこにあるかを表しているもので、先端に重心があるものをトップヘビー、グリップ側にあるものをトップライトといいます。
これによって変わることは、重さの感じ方です。トップヘビーの方が重さを感じやすく、トップライトは重さが感じにくくなります。おすすめはラケットヘッドを走らせる感覚が身に付きやすいトップヘビーがおすすめですが、ウェイトバランスはラケットの重さに連動して調節されるものなので、そこまで意識する必要はありません。
平均的なウェイトバランスは320mmです。
グリップサイズ
グリップサイズで変わることは力の入れさすさです!
太いグリップの方が力が入れやすく、細いグリップはグリップの形状から面の角度を調節しやすいと言われています。(かなり個人差があります)
しかし、トッププロはラケットの重さをうまく利用して打つため、手にまめができないくらい力を入れていないという話もあります。そのため、あまり力の入れやすさは重視しなくてもよいでしょう。
かといって、細すぎると力が入らす、打った時にラケットがずれて手の皮がむけたりします。(>_<)(体験談)
自分にあったサイズを選びましょう。
男性は3、女性は2がおすすめです。細すぎるぶんにはあとからグリップテープで調節できます。
2. 主要メーカーごとの特徴とおすすめラケット(初心者向け)
バボラ
フレームの厚いラケット(厚ラケ)が多く、スピンをかけやすく、高反発のものが多い。初心者におすすめだが、特にアグレッシブベースライナーやカウンターパンチャーなどベースラインプレイヤーにおすすめ。
グリップの形状が平たく、特徴的であるため、サーブ、ボレーがやりにくいと感じる人もいる。
おすすめの一本 ピュアドライブ
バボラ ピュアドライブ2021 2020(Babolat PURE DRIVE 2021)300g 101436 硬式テニスラケット
|
ヨネックス
スイートスポットが大きくなるフェイスの形状がウリ。程よい反発力でどんなプレースタイルにも対応できる。初心者にはかなりおすすめなメーカー。
おすすめの一本 EZONE 100
【ポイント2倍】【大坂なおみ使用シリーズ】ヨネックス(YONEX) 2020年モデル Eゾーン 100 (300g) ディープブルー (EZONE 100 Deep Blue)テニスラケット【あす楽】
|
ヘッド
ラケットに炭素強化素材のグラフェンを使用しているメーカー。これにより、軽量でありながらも高強度なラケットが作れるようになった。また、スイートスポットがラケットの先端寄りに作られていることがウリ。これにより、ボールを強打しやすくなる。
ただし、グラフェンは高強度である分、打球感が硬く、振動が強い。正確にスイートスポットに当てていくことが要求されるので、上級者向けのラケットが多い。
おすすめ一本 Extreme MP
Graphene 360+ Extreme MP/グラフィン360+ エクストリーム エムピー(235320)《ヘッド テニス ラケット》
|
ウィルソン
ラケットの長さに対して、フェイスが小さいものが多い。フェイスが小さく、ストリングパターンが多いのにもかかわらず、ラケット自身のしなり、ガットの復元力を持たせることにより、コントロールとパワー、スピンの両立を目指していることがウリ。
中にはかなり重量のあるラケットもあり、選ぶ際には注意が必要だが、使いこなせたときに真の力を発揮できることになるでしょう。中~上級者向け。
おすすめ一本 BLADE 100 V7.0
テニスラケット ウイルソン(Wilson)BLADE 100 V7.0(ブレード100 V7.0)WR045511S
|
ダンロップ(スリクソン)
かなりバランスのとれたラケットとして評価されているメーカー。しかし、打球感は少し硬めで、反発力も抑えられており、他メーカーの同スペックのラケットと比べても、アスリートよりに作られている。
しかし、そのバランスのとれたラケットの性能は素晴らしいものなので、オールラウンダーを目指している中~上級者におすすめ。
おすすめの一本 Revo CV 3.0
【全品10%OFFクーポン】スリクソン SRIXON テニス硬式テニスラケット SRIXON REVO CV 3.0 スリクソン レヴォ SR21802
|
3. 結論
初心者におすすめのメーカーはバボラかヨネックスです!
細かい違いは実際に握ってみて確かめることが大切です。
選んだラケットが自分とマッチしたとき、今までにないほどの実力が発揮できるでしょう。
皆様が最高の一本に出会えることを願っております!