「手首が痛いっ」それはラケットのせいかも?手首が痛くなる原因と解決法![テニス]
硬式テニスでは特に手首を痛めてしまう人が多発します。
手首を痛めてしまうと思うように練習ができななり、自己ベストが発揮できないためスランプに陥りやすくなります。
そうならないために今回は手首が痛くなる原因とその解決方法を説明します!
手首が痛くなる原因
初心者が手首を痛めるパターン (初心者以外は飛ばしてOK)
初心者の方が手首を痛める可能性があるパターンは2つです。
1つ目は、
打つときの手首の角度です。
特に多いのがフォアハンドで打つときです。
多くの方がフォアハンドは片手で打つと思いますが、フォアハンドを打つときはネットから遠かったり、相手の強い球を何度も打ち返したりとかなり負担が大きいショットです。
この衝撃は腕全体で受け止めるのが正解ですが、中には手首で受け止めてしまっている方がいます。
どういうことか言うと、フォアでボールが当たるタイミングで手首がまっすぐになっている状態のことです。
これでは、ラケットを抑える力を手首に頼っていることになります。
そうではなくて手首を限界まで曲げて腕の力でラケットを抑えるようにしましょう。
2つ目は、
ボールがラケットの真ん中に当たっていない場合です。
ラケットに来る振動は手首の負担になります。
ラケットの真ん中でボールを捉えられていないと、ラケットがうまく振動を分散できず、手首に余計な振動を与えてしまいます。
そのため、ボールをきちんとラケットの真ん中で捉えることが大切です!
上級者でもなりやすい手首が痛くなる原因とは?
手首を痛める最大の原因は振動です。
ラケットに余計な振動が加わると、その振動は手首で抑えなければなりません。
手首には筋肉が少なく、強化しにくい部位なので原因である振動を止める必要があります。
ですので、ここからは振動を抑える方法を4つ紹介します!
振動を抑えるには
振動吸収板を買う
振動吸収板はその名の通り、振動を減らすものです( ´∀` )
多くの方が既に利用していると思いますが、これはかなり効果があります。
おすすめはこののどちんこみたいなやつです(笑)
これはガットとの接地面も大きく、振動止めが飛んで行ってなくなることも少ないです。
特許って書いてあるのでなんか他のものより効果がある気がします(笑)
キモニー テニス 振動止め クエークバスター KVI205 KIMONY 価格:660円 |
テンションを下げる
ガットのテンションが高いとガットがしならなくなる分振動も大きくなります。
ガットの種類を変えるなどして、テンションを下げても同じ打感になるように調整するのがおすすめです。
ポリエステルガットをやめる
ポリエステルは耐久性に優れており、性能もよいものが多いので使っている方も多い
と思われますが、ポリエステルはガットの種類の中でも硬い打感になります。
ナチュラルは高価なためあまりおすすめはできませんが、ナイロンは安価で振動も小さめなのでおすすめです。
耐久力に不安がある方は、切れやすい縦をポリエステル、横をナイロンというハイブリットにすることをおすすめします!
ラケットを変える
ラケットの素材によっては、そもそも振動を軽減しにくいラケットが存在します。
簡単に言うとフレームが薄いラケットは耐久性を高めるため、硬い素材がフレームに使われている傾向があります。
例えば、HEADは軽量で高耐久な炭素素材グラフェンを使っていることで有名ですが、この素材は振動を吸収しにくいというデメリットがあります。
最近は、グラフィンタッチという名で従来のものより振動が小さいラケットを販売していますが、振動の感じ方には個人差があるので一度試打することをおすすめします。
(私はHEADユーザーです(笑)もちろん良いところもあります。)
おわりに
今回は、手首が痛くなる原因とその解決方法について解説しました。
私も一度手首を痛めた経験があり、完治するまでに時間がかかりました(´;ω;`)
ですが、これらの方法を試してみた結果、再発することは無くなったので、ぜひ皆さんも試してみてください!