片手派?両手派?それぞれのバックハンドのメリット・デメリット [テニス]
小さい頃からテニスをやってきた人なら特に、
両手フォアから片手フォア
両手ボレーから片手ボレー
と片手打ちに変える方がほとんどだと思います。
ですか、バックハンドは片手派と両手派で分かれる傾向があります。
そこで今回は初心者の方にも分かるように、それぞれのバックハンドのメリット・デメリットをご紹介します^^
両手バックハンドのメリット・デメリット
メリット:打ち負けにくい
両手バックハンドのメリットは、打ち負けにくくなるということです。
そもそも、最初は両手で始める人が多いのは、パワーが足りないからですよね。
片手で打つには両手で打つよりパワーが必要になります。
当然、相手の球の威力が上がるほど必要なパワーも増えます。
ですので、片手で打つと打ち負ける球も両手なら少ないパワーでも戦えることになります。
デメリット:移動距離が伸びる
移動距離が伸びるとはどういうことかと言うと、両手バックハンドは両手でグリップを握らないといけないため、片手と比べて打点が体に近くなります。
つまり、ボールにより近づかないといけないため、移動しなくてはいけない距離も長くなるというデメリットがあります。
片手バックハンドのメリット・デメリット
メリット:フェイントをかけやすい
片手バックハンドのメリットはフェイントをかけやすいという点です。
片手の場合、ドライブ、スライス、ドロップをほぼ同じ構えで打つことが出来ます。
これにより、相手は次の球を予測しにくくなるため、不意を突きやすくなるというメリットがあります。
デメリット:反射神経が必要
片手バックハンドは両手よりも打点が遠くで良いというメリットをお話ししましたが、打点に関してデメリットもあります。
片手バックハンドは片手でボールを抑え込まなければいけないため、両手に比べて打点が前になります。
打点が前になるということは、早いタイミングでボールに反応して、打たなければいけなくなります。
したがって、よりハイペースなラリーとなる場合、高い反射神経が必要となるというデメリットもあります。
傾向として
現在は昔に比べて両手バックハンドプレイヤーが増えています。
現代テニスの傾向として、ベースラインの内側でよりハイペースなラリーをして「相手の時間を奪うテニス」という傾向があります。
以前より、両手バックハンドプレイヤーが増えたのはハイペースなラリーを打ち負けずに制すという戦略からきていると思われます。
おわりに
今回は片手バックハンド、両手バックハンドのそれぞれのメリット・デメリットについてお話しました。
大半の方が両手バックハンドではあると思いますが、片手バックハンドのいいところもあります。(私は両手派ですが(笑))
それぞれのメリット・デメリットを考えて自分のプレイスタイルに合った方を選択してみてください^^