テニス初心者が最速で試合に勝つために練習で意識すべきこと8個
テニスを始めて徐々にラリーが続く回数が増えてくると、ゲームをやることが増えてきます。
「練習ではそこそこラリーが出来るのに、ゲームになると続かないし勝てない」
と頭を悩ませているプレーヤーも多いのではないでしょうか。
そんな方は以下の方法を順に試していくと徐々に勝てるようになり、ゲームの奥深さにのめりこんでいくことでしょう^^
意識すべきこと8個
1.長さ(回数)
まずはなんと言ってもラリーを続けることです。
テニスは相手のレベルが自分と同程度なら、自分からミスをしなければ負けることはありません。
ラリーを続けて相手がミスをするのを待ちましょう。
自分からはミスをしないという自信がついてからリスクをとったアプローチや戦略が生まれます。
自信がないと試合では自分の力を100%発揮することはできません。
2.左右
自分からミスをしない自信がついたら、今度は相手のミスを誘いましょう。
相手にミスをさせるためには相手のバランスを崩すことです。
相手も練習して来ているわけですから、相手の打ちやすいところで打たせていてはミスを誘えません。
なので、相手を左右に動かしてバランスを崩し、いつもと違う打ち方をさせましょう。
そうすれば、相手はミスをしたり、チャンスボールをくれたりします。
ここまでの内容であなたと同じような時期に始めた初心者には負けなくなります^^
3.前後
それでも勝てない相手に出会ったら、次は前後に動かしましょう。
いろんな人と試合をしていると、左右に動かしても全部返してくるしこり屋やフットワークが強いプレーヤーが出てきます。
そんな相手に当たっても、自信を無くす必要はありません。
浅い球と深い球を使い分けてみましょう。
と言っても、ドロップショットなど高度な技を使う必要はありません^^
少し弱く打てばいいだけです。
向かってくる球の深さを見極めるのは練習していないと難しいです。
左右のフットワークを練習しているプレーヤーはかなりいますが、前後は意外と練習不足って人結構います。
強そうな選手もこれで意外と流れを変えれたりします^^
4.パワー
ここまでくると、相手のミスを待つだけではなくて、自分のペースで試合を進めて勝ちたくなってきます。
そこでやっとパワーを強化しましょう。
パワーをつけることで、狙う場所はリスクの低い場所のまま相手のバランスを崩しやすくなります。
また、緩急をつけることで相手のリズムを崩すこともできます。
正直、リスクの高くなるパワーは必須ではありませんが、自分の流れを作るためにあってもいいかなくらいでここに入れました(笑)
5.回転
ここでいう回転というのは、回転量というより回転の仕方です。
皆さんも実感できると思いますが、ラリーは意外と速さやパワーではなくリズムが一定かどうかでやりやすさが変わります。
テンポが速いラリーでもリズムが一定であれば意外とやりやすいのです。
逆に、リズムが一定でないラリーはしっかりと球を見て、タイミングをつかんでいかないといけないので難しいです。
なので、試合では回転を変えて相手にリズムをつかませないことが効果的です。
トップスピンとスライスを使い分けるだけでも十分ですが、特にスライスはフォームをほとんど変えずに回転に変化をつけることが出来ます。
止まるスライス、伸びるスライス、曲がるスライスなど、、
これらを混ぜることで相手はもうパニックです^^
相手をしっかり見て球の回転を判断してから、軌道、スピードから球の回転量、変化量を見極めなければならなくなるでしょう。
6.移動
ここまできたあなたはかなりレベルの高い試合をしているでしょう^^
相手がドロップを打ってきたり、エースを積極的に狙ってきたり、、
こうなってきたら、瞬発力、脚力、体力を鍛えましょう。
相手がうまくなってくると、どうしてもこっちも動かされます。
自分が先にバテテしまってはミスを誘う余裕なんて無くなってしまいます。
こうなる前に、コートのどこに球が来てもある程度は拾えるようにしておくと最強です。
また、普段はエースが取れるような球を拾われると相手は相当焦りだします^^
7.高さ
ここまできたらもう仕上げです。
ここから意識すべきことは軌道の高さです。
皆さんは「ネットは一番もったいない」とか言われたことはありませんか?
自分のミスの中でもネットは一番してはいけないと言われています。
その理由としては相手のコートにボールが行けば、相手はそれに向かって走らなければなりませんし、アウトボールを取ってくれる可能性もあります。
また、ライン上の際どい球をインとしてくれたり、風でアウトボールがコートに入ったりします。
これらの可能性があるので、相手にプレッシャーを与えることがあります。
しかし、ネットは相手は走らなくて良いし、一番気持ち的に楽にポイントさせてしまうからです。
ネットを防ぐためには、高い軌道でのラリーが必要になります。
プロのプレーを見ると一見軌道の低い速いラリーをしているかのように見えますが、低アングルからの動画を見ればかなり高い軌道でラリーしています。
これは初心者が誤解しやすい点なのでぜひ一度動画を見てみてください。
8.深さ
最後になりましたが、最後に意識すべき点は深さです。
深い球を打たれると、自分から攻撃を仕掛けるのはほぼ不可能です。
多くの上級プレーヤーはまず相手の球を浅くさせるために戦略を立てています。
なので、すべて深い球を返していれば相手の攻撃を防いで、守備的にさせることができます。
こうすれば、自分の戦略を作っていきやすいです。
かといって、速く鋭い深い球は必要ありません。
高くても遅くてもよいので、深い球ということが重要です。
おまけ:フェイント
これはおまけですが、フェイントを使えばエースが取りやすくなったり、相手のバランスを崩すことが出来ます。
上級プレーヤーは相手のフォームを見れば、その球がストレートなのかクロスなのか無意識に判断でき、相手が打つ前に動き出しています。
これを逆手にとって、ストレートに打つフォームでクロスに打ったり、ドロップと見せかけてスライスを打ったりすると相手の不意をつけてポイントにつなげやすくなります。
ですが、これは自分のレベルがかなり高まっており、かつ相手のレベルも高いときでないと使えないのでおまけにしました^^
まとめ
いかがでしたか。
初心者向けにもかかわらずかなり、レベルの高いことまで書いてしまいました(^-^;
重要なのはこれを順にやっていくことです。
最初の2つ、3つでかなり強くなれるはずです。
それでも、全然勝てない相手に出会ったら、またこのサイトに戻ってきて、次の項目に進んでみてください^^